外資系マネージャーの独り言

日本で外資系企業のソフトウェアエンジニアマネージャーをやってる人のブログです

A Mind for Numbers (直感力を高める 数学脳のつくりかた)

数学を代表とする、何かしらの概念を詳しく理解した上で解法を考えて演算を行う…といった問題解決を行うための「学習」を効率的に行うためには、どういうアプローチが効果的なのか、ということを論じた本。

直感力を高める 数学脳のつくりかた

直感力を高める 数学脳のつくりかた

 
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GRIT やり抜く力 - アンジェラ・ダックワース

「目標を達成できる人と、達成できない人の違いはどこから来るのか」…という研究から、「やり抜く力」(GRIT)という答えを導き出した著者による本。

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

 
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コーチングのプロが教える「ほめる」技術

AmazonのPrime Readingで無料になってたので読んでみたシリーズその1。

コーチングの一環として"Acknowledgement"を上手にするための知見が詰まった本。

コーチングのプロが教える 「ほめる」技術

コーチングのプロが教える 「ほめる」技術

 
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もしアメ=もしアメリカで働くことになったら? (ビザ編)

ソフトウェアエンジニアにとってのシリコンバレーは、メジャーリーグみたいなものなのかもしれません。

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家賃が高い、エンジニアの給料が高い、優秀な人はすぐ他に行ってしまう…、ということでシリコンバレーに本拠地を置く会社でも、世界中の様々な都市に開発拠点を置いてエンジニアリング部門を分散しているところは年々増えていますが、なんだかんだ言ってwell establishedな大手IT企業と小さくても注目度のあるベンチャー企業が狭い(といっても結構広い)地域に集積していて、巨額のお金が動いて新しい技術が生み出されるエネルギーを持っている…という意味において、シリコンバレーに類比できる場所は他にはないでしょう。個人的に、次はアジアのどこかにそのチャンスがあるように感じていますが、それはまた別の話。

で、日本人で働くソフトウェアエンジニア(あるいはマネージャー)がアメリカで働くかもしれないorアメリカで働きたいor働くことになったら…という想定で、あれこれ考えてみます。

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人工知能は21世紀の電気になるのか

大学の講義をオンラインで公開しているCourseraに、Courseraの共同創始者でもあるAndrew Ngさんが新しく始めたdeeplearning.ai提供のDeep Learningのコースが登場してます。

www.coursera.org

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RSUを部分的に売る作戦

前に記事で書いた通り、会社からもらったRSUはいつかのタイミングで売却することになります。手持ちの資金の割合でRSUが増えてきたのと、会社の株価が良好な水準にあったので、一部のRSUを売却することにしました。

sdm.hatenablog.com

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モチベーション3.0 / ダニエル・ピンク

仕事をするに何をするにせよ、およそ人が何らかの活動にエネルギーを費やす時にはモチベーションというものが介在していて、そのモチベーションのあり方によって活動の持続性やエネルギーの注ぎ方が大きく変わってくるものだと思う。

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