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外資系マネージャーの独り言

日本で外資系企業のソフトウェアエンジニアマネージャーをやってる人のブログです

Software Engineer向けのMocked Interview

www.gainlo.co

前にコーディングテストを含んだインタビューの準備をしていて見つけたサービス。インタビュー経験の浅い候補者からするととてもありがたいサービスなんじゃないかなーと思う。応募している会社を選ぶと、その企業で働いているエンジニアを紹介してくれたりという至れり尽くせりっぷり。ただし、値段は安くなくて$100以上するのかな。

Phone Screeningやリモートの候補者のインタビューでは、候補者とインタビューワーが一緒に編集できるネット上の共有ドキュメントを使ってコーディングエクササイズを行うのが一般的なやり方だけど、曖昧な説明や要求事項に対するClarificationをしていく能力や、コードを書きながら何をしているか説明したり、テストの入力パラメータに対して期待の出力がされるかをチェックして、問題があればすぐに直して...みたいなことをスムーズにやるには少し慣れが必要。スーパースタークラスのソフトウェアエンジニアや、競技プログラミング的なコーディングに慣れているコーダーだったら大抵の企業のコーディングインタビューは苦もなく突破できるだろうけど、多くのソフトウェアエンジニアはそうではないと思うので、インタビューワーの立場からして見てもコーディング能力のポテンシャルを見誤ってしまうことは往々にしてある。

そんなわけで、本当に興味があるポジションに応募する前に模擬試験のような形でコーディングインタビューを経験して、経験豊富なインタビューワーからフィードバックをもらうことには一定レベルの価値があるんじゃないかと思う。

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逆に、日本のIT企業のインタビュープロセスってどんなもんなのでしょうかね。ベンチャーなんかだとコーディングや開発の経験の実力が問われそうだけど、一定レベル以上の大きな会社だとハイアリングマネージャー(HM)を除いたチームのメンバーが面接するような仕組みを採用しているところは少ない印象で、学歴とか経験とかを見ながらチームや会社にフィットするかどうかを重視して決めているのかなと思います。

soutaro.hatenablog.com

このあたりの記事を読む限りだと、ソフトウェア開発を軸にしているベンチャー企業ではコーディング能力をしっかり見る文化はあるのでしょうかね。

ソフトウェアエンジニアにとって、コーディング技術って基礎体力みたいなものなのかなと思います。日本の企業や社会って、技術を職人技として見ている節があって、たしかにソフトウェアを用いた問題解決やシステム構築では、純粋なコーディング技術そのものと同列に問題に対するアプローチ、システムのデザインや設計、それに運用に関する知識や経験が重要になるのはよく分かるのだけど、基礎体力がない人をソフトウェアエンジニアとそれに類するポジションで雇うというのは、チームにとっても会社にとってもリスクのあることなんじゃないかなーという気がします。

paiza.jp

そういう意味では、paizaみたいな仕組みって個人的にはとても賛成で、コーディング能力をある程度担保してくれるサービスとして、技術力を正当に評価してくれる環境を紹介してくれる仕組みとして、根付いていくとよいなーと考えています。