外資系マネージャーの独り言

日本で外資系企業のソフトウェアエンジニアマネージャーをやってる人のブログです

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

エンジニアとして世界の最前線で働く選択肢 - 竜 盛博

アメリカのIT業界でソフトウェアエンジニアとして10年以上キャリアを積んできた(帰国子女ではない日本育ちの)著者が、国内でのキャリアの後にアメリカのIT企業で働くという選択をしてから遭遇した様々な経験をもとに、企業文化や国民性の違いを乗り越えてア…

ソフトウェアエンジニアとしての経験値

大学を出て以来、ずっと何かしらの形でソフトウェア開発の仕事に携わってきたわけですが、前職(日本の製造系)でのソフトウェア開発環境と、今の職場(外資系ソフトウェア企業)のソフトウェア開発環境の違いがとても大きくて、よい意味で刺激を受けています。

ソフトウェアエンジニアの税負担と生活コストの国際比較

ある程度自由に国をまたいで働けるソフトウェア開発の仕事をしているので、家族持ちの一般的な稼ぎのソフトウェア開発者はどこの国に住むと税負担や生活費の面で考えて有利なのか‥ということをざっくりとしたアプローチから見てみます。

ソフトウェアエンジニア・約束の地

東京のオフィスで主に一緒に働いている近隣のチームには、エンジニアが10人くらいいます。 出身は、ヨーロッパ圏、アジア圏、アメリカ圏と多岐にわたり、ほぼ全員の国籍が違いますが、ひとつだけ共通しているのは「優秀かつ経験豊富なエンジニアで、どこでも…

高度人材ポイント制のビザのルール変更

移民に頼らなければ人口減は防げないとかなんとか議論されている日本ですが、いわゆる高度の専門職(Highly Skilled Professionals)については既にポイント制で評価して、一定年数以上滞在している外国人には居住ビザの発給を行っています。で、このビザ発給…

ソフトウェアエンジニアの英語力

「日本語が亡びるとき」...という本があります。この本で、著者は言語を以下のカテゴリーに分けています。 現地語: ひとつの言語圏で日常的に用いられている言語。 普遍語: ひとつの文化圏で普遍的に用いられている言語。 国語: 近代国家の誕生と共に発達し…

RSU(Restricted Stock Unit) 傾向と対策

会社の役員や従業員が所属する会社から自社株式を購入できる権利としてのストックオプションはよく知られています。 成功したベンチャー企業では、この権利で一般社員でも大きな資産を手に入れられる可能性がありますが、一部の外資系企業ではRestricted Sto…

実質GDPの比較

ふと面白いグラフがあったので、自分にとって縁のある国について思ったことをつらつらと書いてみます。なお、実質GDPとは、物価の変動による影響を取り除いたその年に生産された財の総計で、任意の国の経済活動の指標になります。 ** まずは日本。自分は日…

在宅勤務(WFH)の落とし穴

現職では在宅勤務(Work From Home=WFH)の制度・仕組みが充実していて、ある程度自由に家から仕事ができる環境が整っています。 会社のラップトップをネットに繋げてさえいれば、世界のどこにいてもVPNで社内のネットワークに繋いで仕事ができるので、実に便…

はじめに

はじめまして。 ブログを始めるにあたって、まずは簡単な自己紹介からはじめます。 著者は、日本の会社でソフトウェアエンジニアとして10年前後やってきた後、アメリカのIT企業に転職して3年ほどエンジニアとして経験を積み、同じチームのマネージャーとして…