外資系マネージャーの独り言

日本で外資系企業のソフトウェアエンジニアマネージャーをやってる人のブログです

転職活動のすゝめ

誤解されそうなタイトルなので最初に断っておくと、この記事は仕事を転々として新しい挑戦をし続ける生き方を礼賛するわけではなく、みだりに転職の意思を匂わせて採用中の企業にインタビューする手間を取らせた挙句に「ごめんなさい」することを推奨しているわけでもありません。

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この記事を書いているのは、(特に)ソフトウェアエンジニアとして働いている人間にとって、「新しい挑戦の可能性を否定しない」転職活動を通じて得られるものの多さと、同じ環境で働き続けていく中でも成長するきっかけの多くを転職活動を通じて獲得できたよ、ということを共有するためです。

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所得税と配偶者控除と児童手当

日本国内で高所得者層からの課税強化と子育て支援を重視した形で手当・税制の見直しの議論が進んでいるようです。

  • 高所得者配偶者控除の適用外とする (2018年から有効)
  • 所得税の給与所得控除額の上限を引き下げ (議論中)
  • 児童手当の所得制限を世帯収入に対して適用 (議論中)
  • 国民年金の第3号被保険者の廃止 (議論中)
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Strength Finder v2.0

自分の持っているStrength(強み・才能・資質)を発見して、それを育て、有効活用しましょうという本。Strength Finder 2.0。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
 
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A Mind for Numbers (直感力を高める 数学脳のつくりかた)

数学を代表とする、何かしらの概念を詳しく理解した上で解法を考えて演算を行う…といった問題解決を行うための「学習」を効率的に行うためには、どういうアプローチが効果的なのか、ということを論じた本。

直感力を高める 数学脳のつくりかた

直感力を高める 数学脳のつくりかた

 
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GRIT やり抜く力 - アンジェラ・ダックワース

「目標を達成できる人と、達成できない人の違いはどこから来るのか」…という研究から、「やり抜く力」(GRIT)という答えを導き出した著者による本。

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

 
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コーチングのプロが教える「ほめる」技術

AmazonのPrime Readingで無料になってたので読んでみたシリーズその1。

コーチングの一環として"Acknowledgement"を上手にするための知見が詰まった本。

コーチングのプロが教える 「ほめる」技術

コーチングのプロが教える 「ほめる」技術

 
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もしアメ=もしアメリカで働くことになったら? (ビザ編)

ソフトウェアエンジニアにとってのシリコンバレーは、メジャーリーグみたいなものなのかもしれません。

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家賃が高い、エンジニアの給料が高い、優秀な人はすぐ他に行ってしまう…、ということでシリコンバレーに本拠地を置く会社でも、世界中の様々な都市に開発拠点を置いてエンジニアリング部門を分散しているところは年々増えていますが、なんだかんだ言ってwell establishedな大手IT企業と小さくても注目度のあるベンチャー企業が狭い(といっても結構広い)地域に集積していて、巨額のお金が動いて新しい技術が生み出されるエネルギーを持っている…という意味において、シリコンバレーに類比できる場所は他にはないでしょう。個人的に、次はアジアのどこかにそのチャンスがあるように感じていますが、それはまた別の話。

で、日本人で働くソフトウェアエンジニア(あるいはマネージャー)がアメリカで働くかもしれないorアメリカで働きたいor働くことになったら…という想定で、あれこれ考えてみます。

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